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 リウマチ熱について。リウマチ熱とは、5−10歳代の子供に見られるもので、知らない間に心臓病を併発する恐れのある病です。肘、股関節、膝、足首、肩など身体の各部の関節が腫れて痛み、発熱し心臓が犯されて(心膜炎)、脈が速くなり、顔色も悪くなる。
 A群β溶連菌の感染後に起こる過敏反応と考えられているが、発病は現在は少なくなっている。


 リウマチ熱の治療は、原因である溶連菌に対して抗生物質を用い、心膜炎を併発していない場合にはアスピリンが投与され、起こしている場合には副腎皮質ホルモン剤が比較的大量に用いられる。
 溶連菌の再感染で再発しやすく、それによって心臓病に進みやすいため、安静と長期の治療が必要となる。

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