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　外陰ジストロフィーについて。外陰ジストロフィーとは、外陰部の皮膚や粘膜が正常な色素を失って、部分的に白色や赤色を呈したり、かたくなったりする病変のこと。

　かつては外陰白斑症、外陰萎縮症などの病名で呼ばれ、外陰がんの前がん状態とも考えられていましたが、現在ではがんとの関連は薄いとされています。


　外陰ジストロフィーの治療としては、がんとの関連が薄いとはいっても100%否定は出来ないので、白斑ができたらまず検査を受けて下さい。
　一般には、抗生物質や副腎皮質ホルモン剤を含む軟膏やクリームを患部に塗るのが有効です。病変部組織に異型細胞が認められる場合は、外科的に病変部を含めて広く切除したり、抗がん剤（フルオロウラシル）の軟膏を塗布する事もあります。

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